演習科目

導入ゼミナール

1年次前期の必修となる本科目では、観光まちづくり学部での学習を始めるにあたり、大学における主体的な学修の方法を理解し、基礎的な学修能力を身につけることを目的とする。

具体的には、初歩的なアカデミックスキルとして、文献検索・引用の作法や、論理的な記述方法に基づいたレポートの作成方法を修得する。また、他者と協働して課題に取り組むためのディスカッションやプレゼンテーションの作法について、観光やまちづくりにかかわる課題を通して実践的に身につける。

観光まちづくり演習 Ⅰ(調査手法)

2年次前期の必修となる本科目は、地域の空間的、環境的な側面に焦点を当て、地域の特性・課題を客観的に把握するための調査・分析手法を学習する演習科目である。具体的には、地域に足を運んで実施する調査方法とその注意点、地域の風景、地形、市街地・集落空間、人の流れ、交通、政策・計画、社会経済構造に関する調査・分析手法、地図やスケッチ等を用いた空間デザインの表現・技法、GISやビッグデータを用いた地理情報の解析について、基礎的な知識と実践するスキルを学ぶ。

観光まちづくり演習 Ⅱ(地域分析)

2年次後期の必修となる本科目では、地域の特性と課題を把握する調査・分析の手法を修得することを目的とする。また、グループで課題に取り組むことから、目標に向かって他者と議論し、協働する姿勢を身につけることを目指す。

演習課題では、具体的な地域を対象に、社会経済、文化、環境、および観光・交流という切り口から地域の特性と課題を把握する基本的な分析を行う。この過程で、現地調査や、統計情報の活用、郷土資料・行政資料の読み込み等を各専門分野の教員の指導のもと実施し、複数地域の特性や課題を客観的に比較・分析する手法を身につける。

最終段階では、総合的な分析を通して把握した地域の特性・課題について発表を行う。

観光まちづくり演習 Ⅲ(構想・提案)

3年次前期の必修の演習となる本科目は、一連の観光まちづくり演習の総仕上げの演習科目である。歴史、文化、自然等の特性が異なる複数の地域を対象に、対象地別のグループに分かれて、教員の指導と対象地域の関係者の助言のもと、少人数単位での共同作業で実施する。修得してきた調査・分析手法を総動員し、グループメンバー及び地域の関係者との議論を重ね、地域が抱える課題の解決につながる観光まちづくりの構想・提案を実践的に立案し、発表を行う。

専門ゼミナール

3年次通年の必修の演習となる本科目は、各自の専門分野の興味・関心に基づき専門的指導を受ける端緒となるもので、4年次に通年で取組む「卒業研究」の導入的かつ動機付け的な科目である。観光まちづくりに関連した学生の興味・関心について、指導教員や学生同士で問題意識を共有し合いながら、各自が研究のテーマを設定し、発表を行う。

卒業研究

4年次通年の必修となる本科目は、学修の成果を卒業研究としてまとめ、発表する演習科目である。3年次開講科目「専門ゼミナール」で自らの興味・関心に沿って選択した研究テーマに継続的に取組み、オリジナリティのあるひとつの研究としてまとめることを目的とする。研究の過程においては、各自で取組み、分析や考察した内容を発表し、指導教員や学生と議論を行う。この過程を通して、研究対象領域の専門的な知識を身につけるとともに、研究の進め方や、自らの興味・関心を1つの成果物(論文、計画、制作等)としてまとめ、発表する手法を理解する。

基礎ゼミナールA

本科目は1年次後期に開講する少人数制の選択科目のゼミナールである。導入ゼミナールで身につけたアカデミックスキルを実際の研究やプロジェクトに近い形で活用するとともに、観光まちづくりに関連する各専門分野のより個別的な内容に触れることを目指す。

各教員がそれぞれの専門分野に従って提示する課題―例えばキャンパス近郊の観光まちづくりの現地見学や、当該分野における基礎的な文献の講読等―に複数取り組むことで、多様なアプローチを経験する。本科目を通して、自らの興味関心を観光まちづくりの関連分野でどのように位置づけることができるのかを考える。

基礎ゼミナールB

本科目は2年次前期に開講する少人数制の選択科目のゼミナールである。導入ゼミナールで身につけたアカデミックスキルと、地域の資源・政策・観光に関する基礎知識を活用し、観光まちづくりに関連する各専門分野のより個別的な内容に触れることを目指す。

教員がそれぞれの専門分野に従って提示する課題―例えば国内外の観光まちづくりの現地見学や、当該分野における先行研究・先行事例の調査等―に複数取り組むことで、多様なアプローチを経験する。本科目を通して、自らの興味関心をどのような専門分野で掘り下げていくことができるのかを考える。